007-九州の農協・漁業のセミナー講師しました

お疲れ様です。itmの代表、岡崎たろうです!

リアル通販・インターネットを使った通販・企画・商品開発・
プレゼントネタ・について、思うこと、アイデアをお届けすると
いう趣旨ではじまったメルマガですが昨日はセミナーで一日お休
みでした。今回は第7回目です。

昨日は九州の農協・漁協さんの勉強会で講師をやってきました。
お題は「通信販売とワントゥワンとは」で、時間ぴったり1時間
30分でやってきました。

システムの詳しい方が多かったんですが、ワントゥワンとCRM
についてはまだこれからといった感じでした。

短い時間でワントゥワンとCRMを全てご理解頂くのは、大変難
しい話なので、まず興味を持っていただくことと、いくつかのポ
イントを抜粋してみました。

とくには、通信販売をやるにあたっては、

1に商品

2に商品

3に広告の内容

4にやる気と責任

5にコスト管理

6に仕組み

で、事業の成功にインターネットがどうとかこうとかは
「あんまり」関係ないと言う事を理解してもらえれば良かったん
ですが。

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それでは本題の、ワントゥワン今回は1-広告の局面-3です。

ワントゥワンにおける広告は、
既存客へのリピート促進・紹介のための販促活動と捉え、
使えるツールは・

DMハガキ 封筒 電話 メール FAXくらいです

ワントゥワンへの鍵は、
DMを出す(お客様の手元に届く)タイミングだと考えます。

まず販売している商品が、
健康食品や化粧品や食品のように利用すれば減っていく商品の
場合、お客様が使いきってしまった後、時間が経過すればするほ
ど、最購入率は下がっていってしまいます。

また通信販売の特性上、注文から最低1日以上はお届けに時間が
かかってしまいます。
(最近は午前中までの発注の場合当日というのもありますが)

ですから化粧水やクレンジング等の今日無ければとりあえず
コンビニで調達となりがちです。

次にリピートですが、1回から2回・3回・4回と再購入頂きた
いわけですが、2回目の購入移行率が少なければ、当然3回目は
減ってしまいます。

そのような理由から企業は、2回目の購入までのプロセスを確立
して、漏れを最小にしないといけません。

ですが、新規の獲得ばかりに目を向けていたり、当社の製品は
だいたいリピート性が低いからなど、言ったところで言い訳に
過ぎません。

僕の経験だと、まずリピート担当の責任者を専任で決めることが
最優先と考えます。

新規獲得のマスの理論とワントゥワンおよびCRMの発想は
同時に発想しにくいものです。

またついつい、新規の集客に意識を裂いてしまいがちです。

大事なことは、専任の担当に明確な数値目標と販促スケジュール
の提出そして、受付のコールセンター・リピート向け商品開発・
ポイントプログラム等まで一気通貫で部署を横断する権限を与え
て始めて血が通いだすものです。

みなさんは、どうお考えですか?ご意見お待ちしています。

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 それでは次回 来週の月曜「ワントゥワン4つの軸の1-広告4」
 請求書のように考える?を予定してます!
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  2001年11月28日   岡崎 太郎